WordPressの最大アップロードサイズを変更する方法

WordPress

WordPressを使い始めると、いろんな画像や音楽データをサーバーにアップロードする事で、多彩なホームページの作成ができるようになります。小さなファイルをアップロードしているうちは気が付かないのですが、ちょっと大きめの画像などのファイルをアップロードしようとすると、アップロード出来るサイズに制限(最大値)がある事に気付きます。

ファイルをアップロードしようと思っているんだけど、

サイズが大きすぎて送れないって表示されるのよ。

どうすれば、いいのかしら?

この最大アップロードサイズの初期値は、契約しているサーバー会社によって2MBや5MBと、同じではありませんが非常に小さい設定になっています。こんな小さなサイズでは、せっかく撮影した画像や動画、音楽をホームページに掲載できなくてガッカリです。でも、この最大値は任意に変更する事ができるので、ここでは最大アップロードサイズの変更方法をご紹介します。

最大アップロードサイズは変更ができますよ。

変更する前に知っておこう

ファイルの最大アップロードサイズはWordPress自体で設定されているのではなく、WordPressが利用しているphpの設定によって決められています。最大アップロードサイズ変更する際はphpファイルの中身を書き換える必要があるので、記述するコードが誤っていたり作成したphpファイルを間違った場所に保存すると、エラーが発生したり画面が真っ白になって何も表示されなくなったりします。

まずは、契約しているサーバー会社に最大アップロードサイズの変更方法を確認してください。サーバー会社によっては、提供してるファイル管理サービスのサイト(一般的には「コントロールパネル」と呼ばれています。)にアクセスすると個別のファイル操作をしなくても簡単に設定出来る場合があります。

設定を変更する前にはバックアップをとっておく事を忘れないようにしましょう。

最大アップロードサイズの確認

これから最大アップロードサイズを変更してみるのですが、変更が反映されたのかを確認するためにも、まずは現在のサイズを確認してみましょう。
画面左側に表示されているナビゲーションメニューの[メディア]→[新規追加]をクリックします。

メディアのアップロード画面が表示されます。
この場合は、最大アップロードサイズは2MBとなっています。

ファイルに記述して変更する方法

ファイルに記述して最大アップロードサイズを変更するには、「php.ini」ファイルに記述する方法と「.htaccess」ファイルに記述する方法があります。どちらの方法で変更しても良いのですが、まずは「php.ini」ファイルの方法を試してみて、うまくいかない場合は「.htaccess」の順番で試してみましょう。変更する方法は2種類を紹介していますが、両方を変更する必要は無く、どちらか一方のうまくいく方法で変更すればよいです。

ファイルに記述して最大アップロードサイズを変更するには、次の3つのパラメータ値を設定します。

  • memory_limit(メモリ使用量の上限)
  • post_max_size(ポスト送信で1度に送れる最大サイズ)
  • upload_max_filesize(アップロード出来るファイルの最大サイズ)

php.iniファイルに記述する方法

パソコンに標準でインストールされているテキストエディタを使って「php.ini」ファイルを作成してみましょう。普通にテキストファイルを作成して拡張子を「ini」にして保存しようとしても、うまく保存できなかったり「php.ini.txt」という風に、結局は拡張子が「txt」になってしまう場合は、「php.txt」というファイル名で保存しましょう。FTPソフトを使ってファイルサーバーにアップロードした後に、ファイル名を「pho.ini」に変更する事が出来ます。

テキストファイルには次のように記述しましょう。アップロードサイズの数字を決めるポイントは、memory_limit > post_max_size > upload_max_filesize の数字の大きさの関係になるように設定します。(memory_limitの数字を最も大きく、upload_max_maxの数字を最も小さくします。)

memory_limit = 64M
post_max_size = 60M
upload_max_filesize = 50M

変更が反映されたかどうかは、最初に説明した「最大アップロードサイズの確認」での手順で確認してみましょう。最大アップロードサイズが50MBになっていれば成功です。

.htaccessに記述する方法

「php.ini」ファイルに記述する方法で、普通は最大アップロードサイズを変更する事が出来るのですが、何らかの原因により変更出来ない場合もあります。その場合は「.htaccess」に記述する方法で最大アップロードサイズを変更する事が出来ます。

WordPressがインストールされたディレクトリをファイルマネージャで確認してみると、「.htaccess」というファイルが見つかると思うので、そのなかに下記のコードを追記して保存します。
「.htaccess」に記述する場合も、アップロードサイズの数字を決めるポイントは「php.ini」と同じで、php_value memory_limit > php_value post_max_size > php_value upload_max_filesize の数字の大きさの関係になるように設定します。(php_value memory_limitの数字を最も大きく、php_value upload_max_maxの数字を最も小さくします。)

php_value memory_limit 64M
php_value post_max_size 60M
php_value upload_max_filesize 50M

変更が反映されたかどうかは、最初に説明した「最大アップロードサイズの確認」での手順で確認してみましょう。最大アップロードサイズが50MBになっていれば成功です。

さくらサーバーでの変更方法

次に、さくらサーバーを契約している人向けでサーバーのコントロールパネルからWordPressの最大アップロードサイズを変更する方法を紹介します。

各サーバーメーカーのコントロールパネルを使用すれば、

より簡単に変更できるよ。


この方法で変更すれば、より簡単に最大アップロードサイズの変更が出来るのですが、先に説明したファイルに記述して変更する方法でも何も問題はありません。
さくらサーバーのコントロールパネルの操作は「新デザイン」で説明することにします。(旧デザインのコントロールパネルは2021年2月で終了予定となっていますので。)

コントロールパネルのメニューから[スクリプト設定]→[php.ini設定]をクリックします。

「PHPiniファイル設定」の画面が表示されて、その画面にテキストを入力する場所があります。

このテキストを入力する場所に、ファイルに記述する方法と同じで、下記の3行のコードを入力します。入力した後は「保存する」ボタンをクリック、内容を保存します。

memory_limit = 64M
post_max_size = 60M
upload_max_filesize = 50M

変更が反映されたかどうかは、最初に説明した「最大アップロードサイズの確認」での手順で確認してみましょう。最大アップロードサイズが50MBになっていれば成功です。

以上で、さくらサーバーでの変更は完了です。

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